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僕が以前勤めていたインフォバーンというウェブ制作会社(今はデジタルエージェンシーのようですね)はブレスト(ブレーンストーミング)をとても大切にする社風で、一声「◯◯の案件でブレストお願いします!」と宣言すると10人以上がさっと集まってアイディアを出し合うという、素晴らしい環境でした。
僕はその会社で今の仕事の基礎を鍛えてもらっているので、今でもアイディア出しにはブレストが欠かせません。
が、1人だとどうしてもアイディアが偏ったり枯渇したりしてしまいます。
そこで、僕は自宅オフィスにホワイトボードを設置することにしました。
石膏ボードの壁さえあれば取付可能
今の家に引っ越して自宅オフィスを構えるにあたって、まずホワイトボードの設置方法を検討したのですが、広さの問題で脚付きのホワイトボードはまず却下となりました。
L字脚といって前側にしか脚の出ていない製品もあるのですが、当時はちょっと高くて手が出なかったんですよね。(当時、これは3万円前後だったと思います)
そこで、壁美人という商品を使って壁掛けでホワイトボードを設置しました。
専用のホッチキス針で石膏ボードの壁に取り付けるフックです。
痕に残るのはホッチキスの小さな穴だけなので賃貸でも安心なのがいいですよね。
この耐荷重が1つ6キロなので、ふたつ使えば1200mm×900mmのホワイトボード(約5.7kg)は余裕を持って設置をすることができます。
これで、ホワイトボードのある自宅オフィスが実現しました。
ちなみに、石膏ボードはグーで叩いてみればすぐにわかります。下がコンクリートの壁だと「コンッ」と響かない高い音ですが、石膏ボードだと「ごん!」と響く低い音がするんです。
モニターアームがあればさらに便利
設置さえできれば、あとはメンバーを集めてブレストをするだけ…ですが、自宅オフィスだとそうもいきません。
まさかクライアントを自宅に招くわけにも行きませんし、そもそも1人か2人が限界です。
するとやっぱりビデオチャットを通じてのブレストになるわけですが、そんなときは、
こうです。
メインで使っているモニターはエルゴトロンのモニターアームで設置しているので、このようにモニターをホワイトボード側に向けてビデオチャットをしながらブレストしています。
この画面でビデオチャットのメンバーを見つつ、モニターに設置したウェブカメラでホワイトボードを写しながらブレストができるわけです。
ちなみに、
裏から見るとこんな感じです。
エルゴトロンはモニターアームとしてはちょっと値の張る商品なのですが、動きがなめらかな上に可動域が広くて使いやすいので、モニターアームを検討されているならおすすめですよ。
書きながら全体を把握して考える
このように、ホワイトボードとモニターアームを組み合わせてブレストをしている僕ですが、1人のときもよく使っています。
iPad ProとApple Pencilの組み合わせも気に入っているのですが、やっぱりホワイトボードの圧倒的な広さと全体を俯瞰しながら考えられる点には敵いません。
ホワイトボード自体はそれほど高いものでもないので、自宅オフィスを構えている方は壁に余裕があったら設置することをおすすめします。あとで感謝しますよ。