サブスクサービスを見直すことにしたので、おすすめをまとめました。

    
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この記事は約 12 分で読めます。

最近、月々のクレジットカード支払い金額がまぁまぁ無視できない感じになってきたので、もしやと思い、サブスクサービスを見直してみることにしました。

結果、実際のところは財布に大きな衝撃を与えるような金額ではなかったことがわかったのですが(それはそれで問題)、他人の契約しているサブスクを一覧で知ること機会はあまりないと思うので、まとめに使ったスプレッドシートを公開してみます。

※ 年間契約しているもの(Amazon Prime、freee、Google One、Office 365)は年額料金を12で割り、1円未満を切り捨てて計算しました。

記事の最後に誰でも使える形でこのスプレッドシートを再配布しているので、よろしければご活用のほど。

では、1つずつ見直していきましょう。
まずはエンタメ系から。

エンタメ系

Netflix – 1,944円

言わずとしれたサブスク動画サービスの雄。
最近はディズニーが作品を引き上げるとか、いろいろありますが、それでもオリジナル作品が強すぎるので解約はまったく考えていません。

また、私の家の場合、昨年買い換えたテレビがLGの4Kテレビだったので、契約も4Kに対応した「プレミアム」になっています。
同時に4画面で見ることができるので、アカウントも私と妻のものに加えて、離れて住んでいる私の両親の分も設定しました。

これは余談ですが、最近読んだ「NETFLIX コンテンツ帝国の野望―GAFAを超える最強IT企業」という、Netflixの創業から2011年ごろまでを描いたルポが面白かったのでおすすめです。

あの赤いロゴの向こう側に、広大な背景を感じられるようになります。

Hulu – 1,007円

正直、Netflixに比べるとオリジナル作品は弱いし、国内ドラマが充実しているのも個人的には魅力に思えないのですが、「ビッグバン・セオリー」という海外ドラマを全シーズン配信しているのがHuluだけなので続けています。

カリフォルニア工科大学に勤務する4人の天才たちと、その周囲の女性を中心とした物語なのですが、この4人がギーク(オタク)なのが面白いんです。
特に主人公のシェルドン・クーパーは魅力的なキャラクター。シットコム好きなら見ておくべき作品だと思います。

Amazon Prime – 408円

これはもはや税金。しかも、喜んで払えるタイプのやつです。

エンタメ系に数えていますが、実際のところ「Amazonプライム・ビデオ」はあんまり見ていません。
80年代生まれの松本チルドレンなので、松本人志プロデュース作品(ドキュメンタル、フリーズ)くらいですね。

それよりも、自宅で仕事しているとAmazonが何でも配達してくれるのが本当に便利で、ほぼ毎日なにかが届くので「お急ぎ便無料・指定日配達無料」の特典のほうが個人的には強いです。

あと、年に1度のプライムデー。
ガジェット、日用品、食品なんかを買いだめしてます。これだけでも通常価格と比べて数千円の得になっているはず。

Kindle Unlimited – 960円

活字メディアのサブスクです。
私は読書のほとんどをKindleに集約しているので、メリットを感じています。

自分で買うのは小説や企業ルポものが多いですが、Kindle Unlimitedで無料になっている自己啓発本とかを読んでみるのもオツなものです。

また、雑誌ではモノ系数冊とニューズウィークをiPad Proで毎号読んでます。これだけで960円の月額はクリア。その他、これもまた絶対自分では買わない女性誌も読んでます。勉強になりますな。

Spotify – 1,480円

Androidユーザーなので、まずアタマからApple Musicは候補になっていなかったこと、Google Play Musicや、Amazon Prime Musicはなんとなく「イケてない」感じがしたことから、Spotify一択で契約。
ファミリープランで妻と一緒に使っています。

音楽サービスを選ぶにあたって「イケてる」という主観は大切だと思っていて、これはラジオ局を選ぶのに似ています。
FM-FujiよりもJ-WAVEのほうが「イケてる」感じがするから、流れてくる音楽も「イケてる」ように聞こえる…というような。

そして、実際にもSpotifyのプレイリストは優秀です。
音楽にそれほどこだわりがないので、聴いているのはほぼ、自動生成プレイリストの「Discover Weekly」だけなのですが、いつも満足してます。

ただひとつ、仕事中のBGMに日本語曲があると集中が途切れるので、プレイリスト生成のオプションに「母国語の曲はセレクトしない」という選択肢がほしいです。
本当は大好きな細野晴臣やくるりをプレイリストから外すために「好きではない」ボタンを押すのがツラい。

Youtube Premium – 1,180円

Google謹製のスマホ「Pixel 3」を買ったときに特典で3ヶ月無料のお試しがついてきたことをきっかけに、そのまま契約中。ほんと、いいお客さんだと思います。

正直、ちょっと高いと感じずにはいられないのですが、今さら広告のあるYouTubeには戻れません。
Googleの考えたマーケティング施策にずっぽりハマりました

Abema Premium – 960円(解約予定)

名車再生!クラシックカーディーラーズ」という海外のリアリティ番組が好きで、その配信を見るためだけに契約しています。

が、正直ほかの配信作品にあまり興味を持つことができないので解約を検討中。
バチェラーとか、国内のリアリティ番組を好きになれば契約を続ける気にもなるのだと思いますが、他のサービスで見たいものが多すぎて目も耳も時間も足りません。

ビジネス系

続いてはビジネス系。
個人事業主ならではのものが多いので、参考になる人は少ないかも。

Adobe CC – 6,134円

いわゆるAdobe税。
実際に業務で使うのは、Photoshop、Illustrator、Acrobat、Adobe XDくらいなのですが、2つ以上のソフトを常用するならフルパックで契約したほうがお得なんですよね。

Adobeの製品はほかで代替できないので、価格が改定されて値上げになっても、たぶん辞めるわけにいかないでしょう。

日経電子版 – 5,200円

これも、他で代替できない情報源なのでやめるわけにはいかず、続けています。
ちょっと特殊かもしれないのが、プラス1,000円で紙の新聞も届く「日経Wプラン」を契約していること。

記事はほとんどiPad ProかPCのブラウザから読んでいるのですが、古新聞がいつも家にあるのは意外と助かるし、何よりチラシを見るのが楽しくてやめられません。

あと、お堅い打ち合わせに行くとき、日経新聞をリュックに挿しておくと少し「デキるやつ」風に見えます。

freee – 2,138円

メインの会計ソフト。仕事上必須なので、これも解約は検討していません。

ただ、請求書フォーマットの自由度が低くてクライアントによっては「freeeに取引登録して、エクセルで請求書を作って送付」みたいな手順を踏まなくてはいけないのが玉に瑕。

このウィークポイントをカバーし、かつ、過去の取引データを引き継ぐことのできる会計ソフトがあれば乗り換えたいです。

Google One – 1,083円

仕事上のデータはほぼ全て、Google ドライブに保存してあるので、追加容量を購入するために利用中。

年額13,000円で2TBまで使えるので、もはや無限と言っていい感じです。
セキュアな共有、バージョン管理も楽なので好きなサービスのひとつ。

G Suite – 1,360円

とある大手広告代理店から「Gmailドメインにはメールが送れないことになっている」と言われ、独自ドメインのメールアドレスを獲得するために契約しました。ほんとです。そういうことがあるのです。赤坂ですけど。

結果として、仕事用とプライベート用のメールアドレスを完全に切り分けることができるようになったので良かったですけどね。

ナビタイム – 324円(解約予定)

電車、バス、タクシー、果ては船やカーシェアまで含めて最適なルートを提示してくれる「トータルナビ」が魅力的で契約していたのですが、実際にはほぼGoogle Mapでルート検索してしまうので、解約します。

Androidスマホを使っていると、いつでも画面上からアクセスできるGoogle検索ボックスに「◯◯から◯◯まで」と入れるのが楽なんですよね。

iCloud – 400円

仕事上のデータはほぼGoogle ドライブにあるので問題ないのですが、メインで使っているiMacとiPad Proのデータバックアップとして使っています。

iMacのほうはTimeMachineの自動バックアップも入れているので、ほぼ「お守り」みたいなものです。400円なら安い。

SLACK – 3,840円

メインの仕事が「ウェブメディアの編集・コンサル」なので、常に数人のライターさんと連絡を取り合っています。

ライターさんによって、FB Messengerが好きだとか、ChatWorkが好きだとか、LINEで連絡してほしいとか、いろいろ好みはあるのですが、僕のわがままで統一させてもらいました。

Office 365 – 1,062円

これも、Adobe CCと同じく他で代替できないので契約しています。
本当はすべてGoogleドキュメントやスプレッドシートで統一できれば良いんですが、なかなかそうもいなかいので。

ただ、常に最新のOfficeが使えるのは思いのほか快適です。
一方、ドキュメントの保存場所にGoogle ドライブが指定できないのは不満。そういう分断は20世紀で終わりにしてほしかった。

その他

最後に、エンタメ系にもビジネス系にも入らなかった「その他」カテゴリ。

Snaq me – 1,980円

おやつのサブスクサービスです。
朝をしっかり、昼はサラダだけ、夜は晩酌という食生活なんですが、15時ごろにちょこっと小腹を満足させたい…という欲求を満たします。

これまでポテトチップスなんかを買ってしまっていたので、それなら健康に気を配ったお菓子が届くこのサービスがいいかな、と契約してみました。

初回が今月末に届くので楽しみにしています。

ウェザーニューズ – 324円

民間の気象情報サービス会社、ウェザーニューズ。
課金すると、ゲリラ豪雨アラームや雨雲アラームがプッシュ通知で受け取れます。

家で仕事しているので、これらのアラームが鳴ったら最優先で洗濯物を取り込む!手放せません。

人はサブスクのみで生くるにあらず

けっこう疲れました。
思いのほか、たくさんのサブスクサービスに契約していて驚いています。

ただ、ひとつひとつを検討してみると意外と「コスパ良し」という感じも。
人はサブスクのみで生くるにあらず、しかしサブスクは必要だ。という感想です。

このサブスクまとめスプレッドシートは公開してあります。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vQDIJtayNniL2NS7xsh2FoFkmQWKrqpkwTQvbN_hgVQO6VZxuk1SClpk8Sa8VVIP3jdNYgUZ5Zrn_DC/pubhtml

みなさんも自分のサブスクを見直してみても良いかもしれません。後で感謝しますよ。

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