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腕時計は1本しか持っていません。
それが、KickStarterで手に入れたPebble2です。もういい歳なのでそれなりにステータスになる時計を…と考えたこともありますが、2年ほど使った初代のPebbleからリピートして昨年末頃にPebble 2に乗換えました。
スマートウォッチといえばApple Watchが有名ですが、Androidユーザーの僕は遥かに安価で機能性も劣らず、E-inkディスプレイで視認性の高いPebble 2を愛用しています。
通知の来ない時計はもう使えない
スマホを取り出す回数が激減する
スマートウォッチの基本機能と言ってもいい通知機能はもちろんPebble 2にも付いています。
これが、普通の腕時計に戻れないもっとも大きな理由です。
打ち合わせ中や飲み会中、街を歩いているときにも通知が腕に届くので、バイブに気付いてスマホを取り出さなくても確認が可能。つまり、詳細を見る必要のある一部の通知以外は腕で完結してスマホを取り出す必要すらありません。
スマートウォッチを使ってみると分かりますが、スマホを取り出してまで確認する通知というのは、メッセンジャー系アプリを含めて全体の10%にもならない印象です。
また、通知をPebble 2に表示するアプリを選択できるので、そもそも通知の数自体も減ります。
メールやメッセンジャーの返信も可能
メッセンジャー系アプリも自作の定型文(はーい、少々お待ちください、ありがとうございます!など)から選んで返信できるので、スマホを取り出す回数は極端に減ります。(英語なら音声認識で返信も可能)
スマホを取り出さないということは、ディスプレイの点灯時間を大きく節約できるということ。
Pebble2とBluetoothで接続されていることを差し引いても、スマホの稼働時間がぐっと長くなりました。
通知の便利な使い方
ちょっとしたTipsですが、Yahoo!天気の通知をPebble2で有効にしておくと、付近に雨雲が近づいてきたときに通知を受けられるので「家にいたのに雨に気づかず布団を濡らした!」ということがかなり減ります。
健康管理にも使える
装着している間は心拍数、歩数、睡眠時間をトラッキングしてくれて、さらに1週間分のログと各曜日の平均値を確認することができます。
たとえば、睡眠時間で言えば上の画像は月曜日の平均値(7時間29分)より低いので、今日はちょっと寝不足です。(仕事中に仮眠をとって調整しました)
睡眠時間をトラッキングするには腕時計をつけたまま寝る必要がありますが、寝ている間は通知を切ることができるので睡眠を妨げられることがありません。
また、専用アプリでさらに詳細なトラッキング情報を確認することもできます。
豊富なウォッチフェイスとアプリ
Pebbleのウォッチフェイスとアプリはオープンソースで誰でも開発することができるので、非常に豊富です。
ウォッチフェイスは、トラッキング情報や天気情報を表示できる高機能なものから、キャラクターを描いた趣味性の高いものまで。
アプリはタイマーなど基本的なものから、Swarmなどスマホアプリのスピンアウトまでどちらも数百種類は揃っています。
これは初代Pebbleを使っていたときの写真ですが、バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2の中でデロリアンがカリフォルニアに降り立った時刻、2015年10月21日午後4時29分に合わせてタイムサーキットを模したウォッチフェイスにしたときのものです。
Apple Watchの半額以下で、9倍以上の電池持ち
ここまでに紹介してきた機能以外にも、音楽コントロールやリモートシャッター、移動時間を含めた予定の通知、電車の遅延情報の通知、ワークアウトのトラッキングとカロリー計算などなど、さまざまなことができるPebble 2ですが、価格はAmazonでたったの12,000円前後。
さらに、E-inkディスプレイのおかげで電池の消費量が非常に小さく、普通に使っていればまるまる7日間は充電不要で動き続けます。
Apple Watchの駆動時間が公式で18時間となっているので、約9.3倍です。
通知をPebble2に頼っているとつけっぱなしで生活しないと連絡を見落としてしまうので、この駆動時間の長さはありがたい限り。
もちろんiPhoneとのペアリングも問題ありません。
スマートウォッチを試してみたいけど、Apple Watchは少し高くて躊躇しているという方、ぜひPebble2を試してみてください。あとで感謝しますよ。