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いくつかの記事でご紹介してきたとおり、僕はiPad ProとApple Pencilを愛用しています。
仕事柄、原稿やデザインに赤入れすることが多いので重宝しているのですが、ひとつ問題が。ペンが滑るんです。
つるつるのディスプレイにApple Pencilの組み合わせで筆圧を少し上げるとつるっとペン先が逃げて殴り書きのようになってしまいます。
それを解決してくれたのが、エレコムの「ペーパーライク反射防止フィルム」でした。
紙に近い抵抗感を実現
その商品がこちら。Amazonで1,727円でした。
パッケージにも大きく書いてあるとおり「紙のような書き心地」を売りにしたディスプレイフィルムです。
「紙のような」とはどういうことかというと、つまり「ペン先にかかる抵抗」を調整しているんですね。
素のままのiPad ProとApple Pencilだと「つるっと滑ってしまう」書き味に抵抗感をプラスして紙のようにするという発想です。
パッケージによれば、紙と鉛筆の抵抗値が30弱のところ、この商品とApple Pencilの組み合わせでは25強くらいの抵抗を実現しているようです。
手触りは「半紙の裏」、書き味は「コピー用紙とサインペン」
では、実際どうなんでしょう。
感触を文章では伝えるのは難しいので喩えて言うなら、手触りは半紙や障子紙のザラザラした裏面です。
書き味で言うと、紙とボールペンほどには抵抗感はなく、あえて言うならコピー用紙とサインペンでしょう。
とはいえ、これまで「ガラスにボールペン」くらいの滑りを感じながら書いてきた身としてはこれは画期的です。
また、ざらつき感を実現するため必然的にノングレアになっているので、普段使いにも良好です。
iPad Proで手書きをする人は「買い」
これはiPad ProとApple Pencilで手書き系の仕事をすることがある人にとっては「買い」の商品です。
絵を描く人、僕のように赤入れに使う人などさまざまだとは思いますが、格段に書き味が改善します。
この使い方をする人って、結局は紙に書くのが面倒くさいからiPad ProとApple Pencilを買っているわけですよね。
なのに、うまく書けずにストレスを感じるのは本末転倒。
1,700円程度であれば買うべきだと思います。
少なくとも僕は、作業のストレスがぐっと減りました。
ぜひどうぞ。あとで感謝しますよ。